嘘とメールと夏休み


俺の部屋へと案内した。
鮫島はすごくキョドっていた。
あまりにもキョドりすぎだと思った。


「何キョドってんの」
「男の人の家に入るの初めてでして…」


はーん、そういう事。
多分こういうタイプって彼氏とか、いたことないよな。
床に座っていた俺は、少し座る体勢を変えた。

すると、それだけで彼女は体がびくーん。

きっと、これがその証拠。






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