【完】不良彼氏の甘いkiss
「あ・・・絢。コイツもおなじ学校なんだ」
廉君が私に説明をしてくれる。理沙さんはとても華奢で栗色の髪におなじ色の瞳。とても可愛い。
「ゴメン。大河・・・私ね嘘ついてた」
「ぇ?・・・理紗?」
嘘ついてたって・・・廉君の言ってることは、
「私ね。大河と付き合ってたときも本当は廉が好きだった、それで廉に頼んだの。・・・」
ゆっくりと理紗さんは話し出す。
理沙さんはずっと廉君が好きで、ソレを知った廉君が中途半端な気持ちで大河と付き合わないで欲しいと言い、ソレを了承した理紗さんが私を抱いて。と無理やりお願いをした
「それで・・・廉は嫌がってたんだけど、本当にお前はソレでいいのか。って言われてね。私・・・抱いてもらった。ソレでね、大河が来た時に大河が無理やりヤッたって言ったの・・・。」
理紗さん・・・、言ってはいけないけど理沙さんは最低な事をした。
「廉・・・それ本当か?」
「あぁ。」
廉君は申し訳なさそうに茂田君をみる
「・・・俺、最低な事した・・・な」
茂田君・・・・。廉君は茂田君を守ってたんだね。