【完】不良彼氏の甘いkiss
「気になるよね。」
「おう。アイツの好きな人かぁー」
今は放課後。私は拓馬と唯の尾行をしています。なぜかって?
そりゃー好きな人をあばく為でしょーッ。
今は唯、買い物に来てますね。ニヤけてます
「ぅわぁ~アイツ、ニヤけてる。気持ちわるッ!」
「拓馬ダメ!唯に怒られちゃうよ」
「・・・悪ぃ」
唯はメンズ用の香水を手にとって選んでる。もしかして好きな人へのプレゼントぉ?!
「唯・・・可愛いね」
「何処がだよ・・・ッ」
「黙りんしゃい」
「すいません。」
拓馬ったら・・・本当にバカだよね。アホ面だわぁー
「ぁッ!唯、出て行った!」
「本当だ!なんか袋下げてるよ!」
唯はそこで香水を買ったらしく、ご満悦だ。
唯・・・その好きな人は誰なのぉーッ!?
私たちが後をつけようとしてたその時。
「ぁ、廉君」
「ぁー?!本当だ、尼崎廉。」
遠くには廉君がいて、私に気づいたらしく近寄ってきた。拓馬は「フンッ」とか言って怒ってるけどね。
「2人でなにしてるんだ?」
「ぁー唯の尾行。」
隠しても仕方ないから言う