【完】不良彼氏の甘いkiss
熱い誕生日
「おはよ~!廉君ッ」
「ぅっす。なんでそんなハイテンションな訳ぇ?」
朝からテンションマックスで廉君は引き気味。けど嬉しいんだよぉー!唯の恋!!
「唯の好きな人、大河君だったぁ」
「おぉ、そうなんだ。今、大河フリーだしってかお前いつから大河君呼び?」
ぁあ。それ聞いちゃいます?
「あの襲われた?ときあったじゃん。あの時に『大河って呼んで』って言われて呼び捨ては廉君でもしてないから・・・君付けで」
「ふぅーん。大河君ねぇ」
なっ何?!・・・廉君はニコニコ笑って私を見る。なに?!その笑顔・・・
「絢は俺のなのにぃー」
「ぇ?」
何その・・・声。可愛すぎる。廉君は私の肩に頭を預け、口を膨らます
「廉君?・・・」
「ドキドキしてるな。お前」
「なっ・・・してない」
「してる」
「してない」
ヤバイ・・・心臓の音、廉君に聞こえちゃったのぉ?なんか恥ずかしいから隠す
「してるってば」