【完】不良彼氏の甘いkiss

「君、何処の高校だ」

廉君は悪くないのに・・・男を殴ったときにもう1人の男が廉君の足の甲に何か投げたみたいで・・・廉君は立てない状態だった。もしかして、骨折?

廉君は痛そうな顔は一切見せず、定員さんを睨んでる

「ぁ?桜川だよ」

ダメ、廉君・・・正直に言っちゃ。

「そうか。今から連絡をする・・・お前は謹慎だな。」

「おい!待てよ!あいつ等が先手ぇ出したんだろ?!それに骨折してるだろーが!」

「そうだよ!あっちが先に・・・」

廉君はなにも悪くないし、あっちが元はと言えば悪いのに。なんで廉君が謹慎なの?
私たちは店員に抗議する。それでも店員にはなにも効かなくて・・・


「そんな事言っても無駄だ。早く帰れ、お前たちがいると遊園地が汚れる」

「こんなトコ一生来ねぇーよ!うっせぇーじじぃ」

あたし達は廉君を支え、遊園地を後にした

「廉・・・ゴメン。俺のせいで」

「ぁ?なにがお前のせいなんだよ。あいつ等俺の名前聞いたらビビッてたぜ?」

「廉君・・・」

廉君は「ハハッ」って笑ってる。大河君を守ったとはいえ、けど謹慎か・・・。



「絢、ゴメン。俺・・・謹慎かも。」

「・・・廉君。けど廉君は悪くないよ?」

「・・・」

「早く病院行こ。」

皆で病院に向かい、唯達には大河君の手当てしてって言って帰ってもらった

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