【完】不良彼氏の甘いkiss
お兄ちゃんが息を整えながらズカズカと入っていった
「裕貴さん。ぅーっす」
「ぅーっすじゃねぇよ。謹慎に骨折?!バカじゃねぇーの」
・・・なんで知ってるの?廉君は目を見開いてお兄ちゃんをみる
「大河から聞いた。・・・廉」
「はい。」
お兄ちゃんは真剣に廉を見ている。どうしたんだろう
「絢を傷付けるんだったら早めに別れろよ。」
「お兄ちゃん・・・なにいっ・・・」
「別れるわけないです。」
廉君はスパッと言い切った。・・・廉君
「マジの女なんです、絢は。だから簡単には手放せません」
「廉・・・。」
“マジの女”・・・廉君。あたしも絶対に離れたりしない
「・・・はぁ~、参った。お前ら何処までバカップルだよ、けどなぁ」
「ん?」
「今、キスしよーとしてたよな。」
ギクッ
見てたの?・・・お兄ちゃん。