【完】不良彼氏の甘いkiss
「エッチだよ。」
「ヤダよぉ・・・!」
なんで今?!しかも病院でしょー?!けどその瞳はマジですね
「個室だしなぁー」
耳にフッと息を吹きかけられる
「・・・個室だけど・・・ダメぇ!!」
あたしの両手を掴む手が離れて布団に潜った廉君
「ちょっ!ぇ?!」
なに拗ねてるのよ・・・もう
「ねぇ!!」
「絢のバーカ。」
「・・・退院したらしよ!!」
「ぇ?」
ぁ・・・。勢いに任せて言ってしまった。布団をバッと取り、あたしを抱きしめる
「マジか?!その言葉ぁ~」
「・・・」
あたしは黙ってうなずくと廉君はキスを落とした。廉君には相当我慢させてしまったし、もういいよね?
「あぁ~早く退院してぇ」
はぁ~っとため息をして私を強くけど優しくギューっと抱きしめてくれる。