【完】不良彼氏の甘いkiss


ニヤッと笑って私の腕を引く

「早く、抱きたいなぁー」

「そんな大きな声で言わないで!」

大きな声で言うから皆が見てるよ。余計恥ずかしい・・・。

「退院できてよかったねぇ」

「それどーいう意味ですかぁー?」

私の肩に自分の肩を軽くぶつける。

ドンッ

廉君と誰かがぶつかってしまい、廉君が「ぁ?」と睨む。

「てめぇぶつかるなよ。謝れ」

「ぁ?お前がぶつかったんだろ?・・・」

コレは・・・喧嘩になっちゃう予感。あたしは廉君の手を掴む

「絢・・・ゴメン。俺、喧嘩抜けねぇわ」

静かに呟きぶつかってきた男をなぐる

「ぅおっ・・・」

頬を押さえ倒れこむ男。・・・廉君


「廉君!ダメ・・・また謹慎なっちゃう!」

私は急いで止めにはいるけど廉君はとまらなくて


「かかってこい、そんなもんか?お前は・・・」


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