【完】不良彼氏の甘いkiss
私に背を向けて呟いた。・・・廉君
「そっ・・・そっか。・・・廉君はもう私とは無理・・・か」
あたしなに言ってるの?こんな事言いたくない。「廉君の傍離れない!」って抱きつきたい。でも体は固まったままで、動かない
廉君は黙ったまま。
「・・・・廉君・・・さよなら。」
「・・・」
あたしはネックレスを机に置き、病室を出た
「ぅッ・・・ぁッ・・・」
我慢していた涙が零れ落ちて止まらない。もう絢とも呼んでくれないし・・・抱きしめてもくれないんだね。
「絢・・・」
病室には1人・・・名前を呼ぶ声が響いた。