【完】不良彼氏の甘いkiss
そろそろ真面目に。
「どぉぞ。お茶」
私は2人にお茶を差し出す。
私、家政婦かよって感じ・・・。
「裕貴さん。」
「なんだ?」
「その絢の事なんすけど。」
私のこと?
尼崎君が真剣な表情でお兄ちゃんをみる
「・・・絢さんを俺に下さい!」
「ぇ?」
お兄ちゃんはビックリして目が飛び出しそう。
私も同じだけどね。
「俺、絢さんに人目惚れっす、
絢さんを俺にください!」
ぇ・・・。結婚するのー?!
ってな訳ないか。
「おっお前ら・・・結婚すんのか?!」
お兄ちゃん・・・。なんか兄妹で似てるというか。
「結婚はしたいっすけど。まだ早いんで・・・
付き合ってます。絢と」
結婚したい?!
心臓が再び大きな音を出して動く