【完】不良彼氏の甘いkiss


「じゃあな。」

甘い雰囲気になると思ったら
突然別れでちょっと寂しい

「ん?もうちょっとって?
やってもいーけど」

満面の笑みを浮かべ私をみる

「いーです。」

「ふぅん。じゃあ明日いっぱい
してやるよ。」

「うん。」

「気をつけて帰れよ。」

「尼崎君も。」

私は小さくなっていく背中をずっと見つめていた


「絢!」

「ん?なに・・・」

「オマエぇ廉とかぁー。
そうか。」

家に帰ると私に飛びついてきたお兄ちゃん。
「オマエのタイプは廉かぁ」とか言いながら遠いところを
見つめてる。


「じゃあご飯つくる。」

「おぅ。」

あ、言い忘れてましたが
お父さんは5年前に亡くなっちゃってお母さんは仕事で海外にいます。
なので二人暮らしです。

「なに作って欲しいー?」

「えっとなぁーステーキ。」

「無理。」
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