【完】不良彼氏の甘いkiss
結構、並んだけど・・・乗るとやっぱりスゴイ。BGMがムードを誘う様な音楽だ。
「やべぇー。超テンションあがるッ!」
「そうだね」
尼崎君は外を笑顔で見ている。なんか可愛いなぁ
「絢ぁー。」
「何?」
「俺・・・アレ歩くの夢。」
「ん?」
窓に手をくっ付けて尼崎君は外を、見ている。尼崎君が言う“アレ”とは
「・・・チャペル?」
「おう。俺がこんな事言うのダセぇな」
「ううん。カッコいいよ。」
「そーか?」
尼崎君・・・もしかして一緒にチャペルのバージンロード歩きたいと思ってくれてるの?照れくさそうに笑う尼崎君をただ見つめていた。
「俺・・・、絢の為に色々我慢してるんだぜ?」
「我慢?」
尼崎君が・・・私の為に我慢してるの?
ぁ・・・そういえば
「尼崎君ってタバコの匂いしないよね。」
「そう。それ・・・絢と付き合ってるから我慢してる。禁煙中だぜ?」