【完】不良彼氏の甘いkiss

「おい・・・、浅田どういう事だよ。」

「廉様・・・。」

尼崎君は全体から冷たいオーラを放ち、とても低い声で言う

「廉様、私は廉様のことが好きです。私はいつも自分を好きになってほしい相手は私に振り向いてくれないのに周りの男は私を好きだとか言ってきて・・・廉様じゃなきゃダメなんです!!」

莉子は声を荒げて叫んだ、莉子・・・本当に尼崎君が好きなんだ。
けどこの気持ちは譲れない。

「浅田・・・オマエの気持ちは分かる。けどなぁー絢に手ぇ出すんじゃねぇよ!!」

ビクッ

ドアを思いっきり蹴って私の元へ来た。
尼崎君と出会ったとき・・・こんなんだったよね。困ってる私を助けてくれた

「廉様・・・」

「俺は絢しか必要じゃねぇし、絢しか愛せねぇ。オマエももっといい男見つけな。」

尼崎君はニコッと笑い私の手を掴んだ

「じゃ、絢行くぞ」

「ぅッ・・・うん。」


手を引かれ体育館を出ようとした瞬間__

「絢ちゃんっ!!!」

莉子に呼び止められた


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