【完】不良彼氏の甘いkiss
転校生もヤンキーですか?!
もっと見せろ。
あの日から、数日が経ち長かった夏休みも終わった
いつものように学校へ通う日々。いつも尼崎君は昼から来るのが多いんだよね
「絢ぁー。今日、転校生来るらしい」
唯がいつもの調子で言う。ぇ?・・・転校生?
「また来るの?」
「ん~。うちのクラス人数少ないみたいでさぁ、来るんだって。しかも男子!!」
ぇ?男子ぃー唯は「新しい恋したぁい」とか惚気てるし。
「絢がまたモテたら困る。」
「バカじゃないの。拓馬、なに真面目に言ってんの!」
「うるせぇー」
2人はいつものように、言い合いをしている。
「席つけよー!転校生来ている!!」
一時限目の先生が来て早速、転校生を紹介する。
「入っていいぞ。」
先生の指示と同時にドアが開く
「ぁ。」
唯がふと声を漏らした。
「自己紹介!」
「ぇーっと、茂田大河です。留年ですがよろしく。」
留年?!しかも・・・
「絢。アレ・・・尼崎廉の元親友」