【完】不良彼氏の甘いkiss

ぇ・・・廉君の親友って。あの・・・彼女を奪われた?


「茂田大河君だ。皆仲良くしてくれ」

「「はぁーい」」

生徒全員が返事をして先生が「田中、オマエの前空いてるよな。」って

「はい。空いてます」

「じゃーそこ座って?」

「はぁーい」


近くに来て、唯の前に座る。私は体の震えが止まらない。
嘘・・・茂田大河。容姿はヤンキーだけどとってもカッコよくて廉君に負けないぐらい・・・イヤ、廉君のほうが100倍カッコいいけどねッ!!
ってそういう場合じゃなくてぇー!!


「俺。茂田大河ね・・・名前は?」

「ぇ?」

いつの間にか茂田君が私の目の前に手を差し伸べていた

「ハハッ・・・名前は?」

「ぁーすいません。立花絢です」

「絢ちゃん、彼氏いる?」

ぇ・・・急になに?

唯を見るとニヤニヤ笑ってる。ちょっとぉー助けてよ!



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