【完】不良彼氏の甘いkiss
「それは何?・・・」
「エッチはしたいよ!!・・・恥ずかしいけど。廉君の事好きだもん!」
・・・?!絢・・・なんて事言った?!俺はてっきり「まだしたくない。」とか断られるかと思ったのに。絢・・・
「エッチ、してぇんだ?」
俺の今の顔絶対、ニヤけてるな。
「ぇ・・・。ぁッ!」
マズイみたいな顔をして、俺から目線をずらす。
「あ~や。・・・俺も絢を抱きたい。」
極上の甘い声で絢を誘う。絢・・・お前のすべてが欲しい。
「私も・・・廉君のすべてが欲しいよ。」
「絢。マジ・・・か?」
今日の絢・・・マジ素直じゃん。俺が調子狂うわ。
俺が絢に唇を重ねようとしたその時・・・
「待てぇー!!お兄ちゃんは許さんッ!!」
「お・・・お兄ちゃん?!」
ぁ、そうだ。ココ絢の家の前だった。
裕貴さん顔、真っ赤だし・・・もしかしてみてたとか?
「裕貴さん!ひさしぶりっす。みてたんすかぁ?今の現場」
「・・・見てた。」
ぅわ・・・。裕貴さんすげぇな、まだ制服だからきっと帰ってきたときに目撃したんだな。