【完】不良彼氏の甘いkiss

「それは何?・・・」

「エッチはしたいよ!!・・・恥ずかしいけど。廉君の事好きだもん!」

・・・?!絢・・・なんて事言った?!俺はてっきり「まだしたくない。」とか断られるかと思ったのに。絢・・・

「エッチ、してぇんだ?」

俺の今の顔絶対、ニヤけてるな。

「ぇ・・・。ぁッ!」

マズイみたいな顔をして、俺から目線をずらす。

「あ~や。・・・俺も絢を抱きたい。」

極上の甘い声で絢を誘う。絢・・・お前のすべてが欲しい。


「私も・・・廉君のすべてが欲しいよ。」

「絢。マジ・・・か?」

今日の絢・・・マジ素直じゃん。俺が調子狂うわ。

俺が絢に唇を重ねようとしたその時・・・


「待てぇー!!お兄ちゃんは許さんッ!!」

「お・・・お兄ちゃん?!」

ぁ、そうだ。ココ絢の家の前だった。
裕貴さん顔、真っ赤だし・・・もしかしてみてたとか?

「裕貴さん!ひさしぶりっす。みてたんすかぁ?今の現場」

「・・・見てた。」

ぅわ・・・。裕貴さんすげぇな、まだ制服だからきっと帰ってきたときに目撃したんだな。

< 91 / 165 >

この作品をシェア

pagetop