ココロの的には当たらない!?
余計に歩かせたらいけないよね・・・
「私の家は「駅と反対の大きな日本のお屋敷だよね」
「っ。何で知っているの?」
「なんでって、僕の家はその先の、洋風の家だから」
「もしかして・・・あの大きなお城みたいなお家なの」
私の家は昔から代々弓道場を経営している。だから私の家は日本のお屋敷なのだ
「そう。だから一緒に帰ろう」
夜道を2人で歩きながら私はふと思った。
あれ?あのお屋敷って昔、私、入ったことあったような・・・う~ん。何だろうこの気持ち、頭の中がもやもやして・・・きもち・・悪い・・・。
「ねぇ、美桜ちゃんって美桜ちゃん!!!!大丈夫。美桜ちゃ・・・・」
あ、雪くん。。。
そこで私の意識が途切れた