元モテ女とダサ男



「深緒お前絶対嘘だと思うかもだから、初めに言っとくけど、これから話すことはマジだから!!」


念入りにそう麗弥は言ってきた。

「了解した!」


「俺は、紀野麗弥、親は警備会社兼ヤクザ。まぁ、親は社長兼組長で警察とは、対立してなくて協力関係にある。だから、俺はその社長の息子だ。普通の人からみたら、お坊ちゃんで若頭ってことだ。…ウソじゃねーからな!」














「………………………………………はああああああああああああ!」


「なっ!!マジの話なんだよね!!てか、ヤクザってマジでいたんだって…そういうことじゃなくて!お坊ちゃんで若頭…」



「マジ…な…んだよね?」

「……ああ…」














「つっぶふっあははははははははははははっ!なっなんてっぶふっ笑えるっ笑えるよ!はははははははは!!ひぃ~涙出てきたっあやはひっあははははははは」





あたしは、お坊ちゃんで若頭の変な響きに爆笑してしまった。






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