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「その割に用心深い」




「あまり人前に出てこないようだ。国民や兵士でさえ、国王を見た者はあまりいないらしい」




「自分の周囲は女性で固めているという噂がある」




傷神はここで話を変えました。




「ところで常王国軍の軍事参謀長のことは耳にしているか?」




「ああ。とても腹黒い奴だろ?」




「そう。噂では常王を影で操っているのがその参謀長じゃないかってことだ」




牽騎は本題に入りました。
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