a loved video
一度、同じサークルの勇次が結婚したとき、結婚式で会ったきりだ。




拓郎からのメールを開けようとしたが、思いとどまった。




今、仕事と別のメールを見てしまうと、仕事に対する気が削がれてしまうような気がしたからだ。




拓郎からのメールは会議の後で見よう、と洋平は思った。




あわただしく会議の準備をしていると、次々人が出社してきた。




洋平は形式的な挨拶を繰り返し、会議の準備に専念した。




やがて、会議の時間になった。
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