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「ああ、傷神と牽騎か。俺たちがここに戻ってきた時、まだ意識のある者がいたんだ」




「うん」




二人は軍団長の話に聞き入りました。




「それで、その者が言うには、隣国の常王国軍が攻め込んできたらしい。敬王国軍の留守を狙って」




「まさか」




「そんな」




傷神と牽騎は顔を見合わせました。
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