Never Ending Story
「赤神…行きたくなければ保健室にいてもいいぞ?」
無表情だがなんとなく言い方がいつもより優しい
先生の気持ちはすごく嬉しい
今の状態の私なんかを信じて庇ってくれる
でも……
「私は戦うって…媛ちゃんなんかに負けないって決めていますから…大丈夫です」
「大丈夫って顔、してないぞ」
いつの間にか私の身体は震えている
精神と身体がバラバラになりはじめていた
けれどこんな所でくじけている場合じゃない
私も信じてるんだよ皆のこと
たとえ全員私の敵になろうと味方が一人もいなくなろうと3年間ずっと一緒だったんだよ?
だから私は信じてる
きっとまた笑い合える日はやってくるはず