異世界転入生
「さてと、僕もそろそろ教室に行こうかな」
HR30分前になって、生徒の数が増えてきた
ユウは、ホウキをしまい杖を出す
「開け」
開いた扉に入っていくユウ
昨日ホウキの授業の後に使った扉なので、迷子にならずに進むことが出来た
「今日の授業は何だろう?」
ワクワクした気持ちを抑えながら教室に向かう
向こうの世界では、時間割がキチンと決まっていて、その通りに基本的に進む
しかし、ココでは時間割など無いため、今日何の授業があるか分からないのだ
「おっはよー!」
元気良く教室に入るが、そこには眠っているリュウしかいなかった
「あれ?皆まだ来てないんだ~」
時計で時間を確認すると、HRが始まる20分前
向こうの世界なら、もうある程度の人数来ていてもおかしく無いような時間
だが、今ココには2人のみ
「うるさい…ユウ…もっと静かにして」
「ご、ゴメン…って、もうすぐHRだよ!」
「…HRになったら起こして」
席に着くユウにそう言い残して、再び眠りにつくリュウ
(一体、何時に寝たんだろ?)
ユウからしてみれば、ココの時間はゆとりがあり過ぎて、よく眠れる
今、眠っているリュウが不思議でならなかった…一体何時まで起きていたんだろう
「おはよー!!」
「あ、ライナ!おはよ!」
5分ほどして、ライナがやって来た
その後、立て続けにクラスメイトが入ってくる
HR10分前には、半分くらい集まっていた
「ユウ、早かったんだね~」
「うん、僕はまだココに来たばかりでしょ?
景色も見たかったから、早めに出てきたんだ」
「へぇ~、そうなんだ
それにしても、リュウが早いなんて珍しいわね~」
前の席で眠っているリュウを見て、ライナが言う
「そうなの?」
「うん、いっつも遅刻ギリギリだもん」
(それは、向こうの世界の僕みたいだね…)
遅刻ギリギリ常習犯だったので、何とも言えないユウだった
「おはようです!」
「「おはよ~」」
ユリンは教室に入ると、トコトコ2人のもとにやって来る
雑談で、HRまでの数分を楽しく過ごしたのだった
HR30分前になって、生徒の数が増えてきた
ユウは、ホウキをしまい杖を出す
「開け」
開いた扉に入っていくユウ
昨日ホウキの授業の後に使った扉なので、迷子にならずに進むことが出来た
「今日の授業は何だろう?」
ワクワクした気持ちを抑えながら教室に向かう
向こうの世界では、時間割がキチンと決まっていて、その通りに基本的に進む
しかし、ココでは時間割など無いため、今日何の授業があるか分からないのだ
「おっはよー!」
元気良く教室に入るが、そこには眠っているリュウしかいなかった
「あれ?皆まだ来てないんだ~」
時計で時間を確認すると、HRが始まる20分前
向こうの世界なら、もうある程度の人数来ていてもおかしく無いような時間
だが、今ココには2人のみ
「うるさい…ユウ…もっと静かにして」
「ご、ゴメン…って、もうすぐHRだよ!」
「…HRになったら起こして」
席に着くユウにそう言い残して、再び眠りにつくリュウ
(一体、何時に寝たんだろ?)
ユウからしてみれば、ココの時間はゆとりがあり過ぎて、よく眠れる
今、眠っているリュウが不思議でならなかった…一体何時まで起きていたんだろう
「おはよー!!」
「あ、ライナ!おはよ!」
5分ほどして、ライナがやって来た
その後、立て続けにクラスメイトが入ってくる
HR10分前には、半分くらい集まっていた
「ユウ、早かったんだね~」
「うん、僕はまだココに来たばかりでしょ?
景色も見たかったから、早めに出てきたんだ」
「へぇ~、そうなんだ
それにしても、リュウが早いなんて珍しいわね~」
前の席で眠っているリュウを見て、ライナが言う
「そうなの?」
「うん、いっつも遅刻ギリギリだもん」
(それは、向こうの世界の僕みたいだね…)
遅刻ギリギリ常習犯だったので、何とも言えないユウだった
「おはようです!」
「「おはよ~」」
ユリンは教室に入ると、トコトコ2人のもとにやって来る
雑談で、HRまでの数分を楽しく過ごしたのだった