ブロってますか?
恵美から携帯を受け取り、覗き込む健一。
思わず声が出そうになる。
『見た事ある。このブログ。かなり荒らされてたな。まさか、これを美沙子が…』
言葉が出ない健一を見て、
「ねっ、びっくりでしょ。この頃から美沙子、人格変わっちゃったみたい。あっ健一さん今夜泊まるの?」
「ん、あ、此処の病院完全看護だから、夜の付き添いは駄目らしいから、とりあえず帰るよ。恵美ちゃんもありがとう。」
「ううん、何でもない。美沙子には絶交されたけど、私は今でも親友だと思ってるから。困った事あったら言ってね。女じゃなきゃ、分からない事もあるから。じゃ、私も今日は帰ります。」
健一は心から恵美に感謝した。そして、眠る美沙子に、
「ゆっくりおやすみ。また明日来るから」
そう告げると、ナースステーションに立ち寄って、
「帰ります、後お願いします。」
と、声を掛ける。
看護士が答える。
「はい、後はお任せ下さい。大丈夫ですよ。奥様。きっと良くなります。」
答える看護士に、微笑み軽く頭を下げ帰路に付く健一。
家に帰り、改めて部屋を見渡す。
片付けないといけないな。思うが体が動かない。
思わず声が出そうになる。
『見た事ある。このブログ。かなり荒らされてたな。まさか、これを美沙子が…』
言葉が出ない健一を見て、
「ねっ、びっくりでしょ。この頃から美沙子、人格変わっちゃったみたい。あっ健一さん今夜泊まるの?」
「ん、あ、此処の病院完全看護だから、夜の付き添いは駄目らしいから、とりあえず帰るよ。恵美ちゃんもありがとう。」
「ううん、何でもない。美沙子には絶交されたけど、私は今でも親友だと思ってるから。困った事あったら言ってね。女じゃなきゃ、分からない事もあるから。じゃ、私も今日は帰ります。」
健一は心から恵美に感謝した。そして、眠る美沙子に、
「ゆっくりおやすみ。また明日来るから」
そう告げると、ナースステーションに立ち寄って、
「帰ります、後お願いします。」
と、声を掛ける。
看護士が答える。
「はい、後はお任せ下さい。大丈夫ですよ。奥様。きっと良くなります。」
答える看護士に、微笑み軽く頭を下げ帰路に付く健一。
家に帰り、改めて部屋を見渡す。
片付けないといけないな。思うが体が動かない。