ブロってますか?
再びの情熱
健一、美沙子共にブログに出会い、今までの生活が一変した。
美沙子は日中、携帯にかかりきり。自分の私小説とでも言うべき小説を脚色しつつ、自身のブログに綴るのだった。
そう、まるで水を得た魚のように。
『あっ、恵美にばれちゃう。まっいいか。フィクションフィクション。』
美沙子は学生時代の情熱が蘇るのを感じた。
健一は常に携帯が気になるようになった。
携帯が、と言うよりブログなのだが。
トイレで開き、資料室で開き、倉庫で開き、更にデスクのパソコンからアクセスしてみたり、アリサとのコメントも1日一回はやり取りがあるようになっていた。
健一は今までになかった生活の張りを感じていた。
『何か、うきうきするような気分だな。何年振りかな?こんなに気分高揚するのは。』
そんな健一に、ある日アリサからのコメントの中に…
美沙子は日中、携帯にかかりきり。自分の私小説とでも言うべき小説を脚色しつつ、自身のブログに綴るのだった。
そう、まるで水を得た魚のように。
『あっ、恵美にばれちゃう。まっいいか。フィクションフィクション。』
美沙子は学生時代の情熱が蘇るのを感じた。
健一は常に携帯が気になるようになった。
携帯が、と言うよりブログなのだが。
トイレで開き、資料室で開き、倉庫で開き、更にデスクのパソコンからアクセスしてみたり、アリサとのコメントも1日一回はやり取りがあるようになっていた。
健一は今までになかった生活の張りを感じていた。
『何か、うきうきするような気分だな。何年振りかな?こんなに気分高揚するのは。』
そんな健一に、ある日アリサからのコメントの中に…