午前7時40分。
step1
名前
眠たい体に鞭を打って、私は家を出た。
「さむ…」
季節はもう冬。
この前まで腕捲りをしていた制服の袖も真っ直ぐ伸ばして着用している。
今日も、学校に向かって一人歩き出した。
学校までは徒歩15分。
近くもなく遠くもない距離を、私は中三になってから一人で歩くようになった。
もともと、友達と行っていたけれど友達は早起きが苦手な為待たされることが多くあって、先に行くことにした。
私の通学路は、高校生がよく通るため寂しくはない。
その中でも、春から毎日欠かさず午前7時40分に私の横を通りすぎる高校生は良く私の頭に残っている。
「さむ…」
季節はもう冬。
この前まで腕捲りをしていた制服の袖も真っ直ぐ伸ばして着用している。
今日も、学校に向かって一人歩き出した。
学校までは徒歩15分。
近くもなく遠くもない距離を、私は中三になってから一人で歩くようになった。
もともと、友達と行っていたけれど友達は早起きが苦手な為待たされることが多くあって、先に行くことにした。
私の通学路は、高校生がよく通るため寂しくはない。
その中でも、春から毎日欠かさず午前7時40分に私の横を通りすぎる高校生は良く私の頭に残っている。