菓恋(かれん) ~be+ひと目惚れing~
そして――――
「ほーら捕まえた♪」
男の一人に“がしっ”と腕をつかまれたあたし。
「離してっ」
男の手を振りほどこうとするけど、どんなにがんばっても振りほどけない。
「おねーさん、なんで逃げるんだよ♪」
「せっかく俺らが親切で駅まで送ってやるって言ってんのにさ♪」
「人の好意を無にしちゃ失礼だぜ♪」
「そうそう♪ 送ってやるから俺のクルマに乗れよ♪」
「離してください、お願いしますっ…」
どうにかして男の手を振りほどこうとするけど、男の人の腕力にはかなわなかった。
「俺がココでこのコを捕まえてるから、お前はやくクルマを取ってこいよ♪」
「オッケー♪」
うれしそうな顔をして、もう一人の男が向こうに走っていく。
「…!」
終わった…あたしの青春は終わった……。
「ほーら捕まえた♪」
男の一人に“がしっ”と腕をつかまれたあたし。
「離してっ」
男の手を振りほどこうとするけど、どんなにがんばっても振りほどけない。
「おねーさん、なんで逃げるんだよ♪」
「せっかく俺らが親切で駅まで送ってやるって言ってんのにさ♪」
「人の好意を無にしちゃ失礼だぜ♪」
「そうそう♪ 送ってやるから俺のクルマに乗れよ♪」
「離してください、お願いしますっ…」
どうにかして男の手を振りほどこうとするけど、男の人の腕力にはかなわなかった。
「俺がココでこのコを捕まえてるから、お前はやくクルマを取ってこいよ♪」
「オッケー♪」
うれしそうな顔をして、もう一人の男が向こうに走っていく。
「…!」
終わった…あたしの青春は終わった……。