運命のヒト
シロ。ねぇ、シロ……。
信じられないよ。胸が痛くてつぶれそうだよ。
携帯から大きな笑い声を響かせてるアナタは、もう永久にどこにもいないの?
こんな大きすぎる悲しみの前で、正直あたしはまだ言えない。
アナタと出逢えてよかった、なんて。
だけど、シロと過ごした時間……あたしはたしかに幸せだった。
愛して、愛されて、幸せすぎた。
だからこそこんなに胸が痛いのかな。
……会いたいなぁ。
シロに抱きついて叫びたい。
愛してるよって。