あなた色に染まりたい
蓮の服をギュッと掴みなが、唇から、舌から、蓮と触れている身体中から……蓮の熱を感じる。




「…れ…ん…好きッ……」




蓮はそのままあたしをベッドに押し倒し、また熱いキスを落とす。


服を一枚一枚脱いでいき、気が付けば二人とも生まれたままの姿になって、お互いを激しく求めた。


あたしの身体は、蓮の舌と指先にかき回されて、凄く熱くなっていく……


身体中で、蓮を感じた。


どれだけ愛撫されても、もっともっと……と蓮を求めた。


蓮と一つになって、蓮の体温を感じて、蓮の感じている表情にまた感じて……


あたしの心も身体も、蓮一色に染まっていった――…


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