あなた色に染まりたい
行かないで
玄関の鍵を開けて、電気も付けずにベッドを背もたれにして座った。
体育座りをして、膝に顔をうめる。
その瞬間に、涙が流れた……
何だかわからない涙。
あたし、何で泣いてるんだっけ……?
今は……
何も考えたくない。
そのままベッドに横になって目をつむった。
ピンポーン…
ピンポーン…
「ん……」
ゆっくりと目を開ける。
あれ?真っ暗だ。
ピンポーン…
再度鳴ったインターフォン。
今、何時なんだろう。
時計を手にとると
「九時……」
大輝と別れて、帰ってきたのが六時過ぎだったはず。
ピンポーン…
気分的に、あまり出たくはなかったけれど、インターフォンが何度も鳴り続けるから、ゆっくりと玄関へ向かう。
「はい?」
「俺、蓮。」
鍵を開けると、蓮が立っていた。
「……寝てた?」
「うん……入る?」
「ん」
少し眉を下げながら口を開いた蓮に、中へ入るように促す。
部屋に入って電気をつけると、目が慣れなくて、ギュッと目を閉じた。
「まぶし……」
体育座りをして、膝に顔をうめる。
その瞬間に、涙が流れた……
何だかわからない涙。
あたし、何で泣いてるんだっけ……?
今は……
何も考えたくない。
そのままベッドに横になって目をつむった。
ピンポーン…
ピンポーン…
「ん……」
ゆっくりと目を開ける。
あれ?真っ暗だ。
ピンポーン…
再度鳴ったインターフォン。
今、何時なんだろう。
時計を手にとると
「九時……」
大輝と別れて、帰ってきたのが六時過ぎだったはず。
ピンポーン…
気分的に、あまり出たくはなかったけれど、インターフォンが何度も鳴り続けるから、ゆっくりと玄関へ向かう。
「はい?」
「俺、蓮。」
鍵を開けると、蓮が立っていた。
「……寝てた?」
「うん……入る?」
「ん」
少し眉を下げながら口を開いた蓮に、中へ入るように促す。
部屋に入って電気をつけると、目が慣れなくて、ギュッと目を閉じた。
「まぶし……」