あなた色に染まりたい
「あ……紗羽さん、おはようございます」
「うん、おはよ」
あれ、美香と悟は?
あたしがキョロキョロしていると
「悟さんと美香さんはもう出かけましたよ。帰りに鍵閉めて、ポストに入れとくように言われました」
「あ、そうなんだ」
蓮くんの手があたしのまぶたに触れる。
ドキンッ――…
最近は、こんな風に触れられることがなかったからか、胸が音を立てる。
「腫れてる」
「うん……いっぱい泣いちゃったからね。目、洗ってくるね」
そして、準備をしてアパートを出た。
「蓮くんの部屋は何号室?」
「202です」
「え!?マジ?うちの隣だ……あたしは201だよ」
「偶然ですね」
微笑みながらそう言う蓮くんに、ドキンと胸が鳴る。
ほんとに綺麗な顔をしてる。
最近見ないくらいのイケメンに出会ったせいか、ついジッと見てしまう。
「あっ蓮くん、敬語はいらないよ。普通にしゃべっちゃって。あたし敬語使われると、疲れちゃうんだよね」
「うん、おはよ」
あれ、美香と悟は?
あたしがキョロキョロしていると
「悟さんと美香さんはもう出かけましたよ。帰りに鍵閉めて、ポストに入れとくように言われました」
「あ、そうなんだ」
蓮くんの手があたしのまぶたに触れる。
ドキンッ――…
最近は、こんな風に触れられることがなかったからか、胸が音を立てる。
「腫れてる」
「うん……いっぱい泣いちゃったからね。目、洗ってくるね」
そして、準備をしてアパートを出た。
「蓮くんの部屋は何号室?」
「202です」
「え!?マジ?うちの隣だ……あたしは201だよ」
「偶然ですね」
微笑みながらそう言う蓮くんに、ドキンと胸が鳴る。
ほんとに綺麗な顔をしてる。
最近見ないくらいのイケメンに出会ったせいか、ついジッと見てしまう。
「あっ蓮くん、敬語はいらないよ。普通にしゃべっちゃって。あたし敬語使われると、疲れちゃうんだよね」