あなた色に染まりたい
「紗羽、おまえダラダラしすぎだぞ」
六つ上の兄雅史(マサシ)が話し掛けてきた。
「だってやることないもん」
「そんなんだから、彼氏ができないんだろ?」
「いるもん、彼氏」
昨年も一昨年もいなかったから、今もいないと思っているらしい。
「彼氏、いるのか?」
「いるよ。お兄ちゃんより何百倍もカッコいい彼氏」
「何だと!?どこのどいつだ!?」
お兄ちゃんとは六つも離れてるから、親並みに干渉してくる。
「誰でもいいでしょ!それよりお兄ちゃんも妹離れしないと、いつまでも結婚できないよ?もう28才でしょ?」
「俺のことはほっとけ」
お兄ちゃんは、結構カッコいいと思うんだけど、彼女と長続きしないんだよね。
性格の問題?
六つ上の兄雅史(マサシ)が話し掛けてきた。
「だってやることないもん」
「そんなんだから、彼氏ができないんだろ?」
「いるもん、彼氏」
昨年も一昨年もいなかったから、今もいないと思っているらしい。
「彼氏、いるのか?」
「いるよ。お兄ちゃんより何百倍もカッコいい彼氏」
「何だと!?どこのどいつだ!?」
お兄ちゃんとは六つも離れてるから、親並みに干渉してくる。
「誰でもいいでしょ!それよりお兄ちゃんも妹離れしないと、いつまでも結婚できないよ?もう28才でしょ?」
「俺のことはほっとけ」
お兄ちゃんは、結構カッコいいと思うんだけど、彼女と長続きしないんだよね。
性格の問題?