あなた色に染まりたい
「蓮、ありがとう。
あたしを見つけてくれて……
あたしを支えてくれて……
あたしを包んでくれて……
あたしを、愛してくれて……
この一年で蓮がくれたものは、あたしにとってかけがえのない宝物だよ」
あたしの言葉に耳を傾けながら、蓮の目にだんだん潤いが出てくる。
「ねぇ蓮……、あたし、蓮となら永遠を信じられる。願い事だって願えば叶うって思える。……これからは、ずっとずっと蓮の傍で過ごしていきたい」
「俺も、ずっとずっと紗羽と一緒に過ごしていきたい」
そう言って、桜に包まれながら、蓮はあたしをきつく抱き締めた。
ピンクもブルーもオレンジもホワイトも……
今は蓮との色に変わってる。
これからはきっと、レッドもグリーンもイエローも……
全てが、蓮色になる。
だからあたしは……
あなた色に染まっていきたい。
『あなた色に染まりたい』fin
あたしを見つけてくれて……
あたしを支えてくれて……
あたしを包んでくれて……
あたしを、愛してくれて……
この一年で蓮がくれたものは、あたしにとってかけがえのない宝物だよ」
あたしの言葉に耳を傾けながら、蓮の目にだんだん潤いが出てくる。
「ねぇ蓮……、あたし、蓮となら永遠を信じられる。願い事だって願えば叶うって思える。……これからは、ずっとずっと蓮の傍で過ごしていきたい」
「俺も、ずっとずっと紗羽と一緒に過ごしていきたい」
そう言って、桜に包まれながら、蓮はあたしをきつく抱き締めた。
ピンクもブルーもオレンジもホワイトも……
今は蓮との色に変わってる。
これからはきっと、レッドもグリーンもイエローも……
全てが、蓮色になる。
だからあたしは……
あなた色に染まっていきたい。
『あなた色に染まりたい』fin