奇跡みたいな奇跡
ガチャン・・・

その音に気付いたのか
ままがリビングから顔を出した

「おかえり~」

「ただいま」

それだけままに返事をすると
すぐに自分の部屋に向かった

床にスクールバック
を放り投げて
すぐにベッドに寝転んだ

あおむけになってネックレス
を手に取った

「きれい」

ネックレスは輝き続ける
また、たっちゃんがくれたとき
のことを思い出してしまう


今の自分はにやけているだろう


「ふふふふ」

ウワッ
変な笑い声がでちゃった


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