奇跡みたいな奇跡
「なに?ここ」

私は大きな建物に理解が出来ない
のに、たっちゃんは手を繋いできた

「まだ分からないか…
じゃあ、はいるか」

たっちゃんにうわれるがままに
私は中に入った

たっちゃんは受付のところに
チケットを渡していた

ここって…
博物館?

私はたっちゃんに確かめに行くと
たっちゃんはあたりといってくれた

「俺は乃ノ香と一緒に行きたかったんだ」

博物館に?
普通は遊園地とかじゃないの?

私は首をかしげるとたっちゃんは
手を繋いでる私の手を引っ張ってきた

色んな昆虫なんか通り過ぎて
たっちゃんはどんどん先へ歩いていく

ここ、確かに博物館だよね?
なのになんでゆっくり見ないの?

「ゆっくり見て回ろうよ」

「それは先だ。」

たっちゃんはそれだけ答えた

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