奇跡みたいな奇跡
「ありがとね…」

私が言うと
たっちゃんは私の腰と肩らへんに手を回した

「俺とずっと一緒にいてほしい」

たっちゃん…

そんなのまだ言うの早すぎだよ…
まだ分かんないのに…

もしかするとたっちゃんはほかの人
のことが好きになるかもしれないのに

でも…それでいいんだ
こんなこと言ってくれたことにが
嬉しいから

私も出来たらずっと一緒にいたいよ

私もたっちゃんを抱きしめた

「ありがと」

私は今日の一日幸せな日だった

たっちゃんから花をもらえるなんて
思いもしなかった


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