奇跡みたいな奇跡
そこに私の名前
が書かれてあった

どんどん自分の指
を上へと上げていく

何組なんだろう・・・
少し緊張しながら
指のほうに目をやった

「何組だった?」

友恵ちゃんが真剣
に聞いてきた

そこに書いてあったのは
1-7だった

「1-7だった
友恵ちゃんは?」

「え?うそ・・・」

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