奇跡みたいな奇跡

「私は・・・椎山
乃ノ香・・・」

「そっか、よろしく
俺のこと
てっちゃんって呼んでくれていいよ
それで大丈夫？」

私はパっと立ち上がった

「だっ大丈夫！ありがとう」

私は急いで２人の方に向かった
今日は奇跡ばかりだ・・・

ましてやたっ・・・イヤ
てっちゃんみたいなたっちゃん似
な人となんて

「大丈夫？」

友恵ちゃんが心配そうに見ていた

いっぽうで聡哉は口を手におさえていた

「マジありえねぇ・・・」

きっとてっちゃんのことだろう
そりゃ驚くよね
私もすごく驚いたから

でもそんなことは知らない友恵
ちゃんは不思議そうに私達
を交互に見渡していた

「お前・・・びっくりしただろ？」

「うん・・・」

「大丈夫か？」

聡哉は心配そうに聞いてきた

「え？！何が」

「だから」と聡哉は言ってきた

「苦しくねぇか？」

聡哉はすっごく心配そうに見てきた

「あぁ・・・うん多分」

私はあいまいな返事をしててっちゃん
を見た