奇跡みたいな奇跡
「大丈夫だって!!ほら
大好きな部活でしょ?」

私は友恵ちゃんの背中をおした
友恵ちゃんはしぶしぶと行っていった

よし・・・私は帰るか

私は帰る準備をして学校を
後にした

「よっ」

聡哉だ
聡哉は私の所にかけよってきた

「もう帰んのか?」

「うん」

「んじゃ一緒に帰るか」

聡哉はニッと笑った
私は少しとまどっていたが
聡哉は早くって言ってきたから
一緒に帰ることにした

「今日さ、たっちゃんの
墓参りに行くか?」

「行かない・・・」

行きたくない・・・
お墓なんて

「行かないのか?」

「やめてっ!!」

私は怒鳴ってしまった
そんなに怒らない私にたいして
聡哉は驚いていた

「わかった」

聡哉は前を向いて歩きだした

クローバーのネックレスを
ぎゅっと握りしめた
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