奇跡みたいな奇跡
「ああああァァ!!なに触ってんだよ!?」

聡哉はてっちゃんの手を払いのけた

聡哉はかなりの怒り気味

「椎山は嫌がってなかったんだけど?」

てっちゃんは眉間にしわをよせている

2人、どうしちゃったの?

バシッ!!バシッ!!

2人は頭をおさえていた

「アンタたちここ誰ん家よ!?
私達は乃ノ香ちゃんのお見舞いに来たんでしょ!?
乃ノ香に迷惑でしょ!
このバカ!!!」

友恵ちゃんはまたもう一発
2人を叩いた

「いってぇ・・・
ごめん乃ノ香」

「ごめんな?」

2人は申し訳なさそうに謝ってきた

「ううん大丈夫」

ただのダルさだけなのにみんな
がお見舞いにわざわざ来てくれるなんて
こっちが申し訳ないよ・・・

「あっそーだ。お願いごと
があるんだけど、いい?」

友恵ちゃんは手を顔の前にあわせて
言った

どうしたんだろう・・・

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