奇跡みたいな奇跡
「っえ?」

友恵は聞こえてなかったのか
そう言ってたけど

私には聞こえたよ?




「んじゃーね」

私達は色んなことを話して
夕方の6時過ぎには帰って行った

私は3人が帰っていく姿
をながめた

「乃ノ香!!!」

ままは急にノックもせず
私のドアを開けた

「な?何!?」

ままがゼーゼーハーハー言ってきて
胸が高まる・・・

なにかあったの?

ままは何も言わない

数秒たってままは口を開いた

「あの2人の男の子かっこよかったわね?
どっちがタイプなの?」

ガコッ!!!!!!!!!!!

なんじゃそりゃ!!!!!!!!!!!!

緊張した私がバカだった

うるさいほど
その夜は、ままはそればかり聞いてきた

「で、どっちがタイプなの?」

「うるさいなぁ!」
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