奇跡みたいな奇跡
私は心をなでおろした
良かった・・・

「もしかしてたっちゃん似
の人!?」

・・・何言ってんの!!

てっちゃんにはこの事なんか
話してない!!

って言うのによーちゃんは・・・!

「たっちゃん・・・」

てっちゃんはゆっくりとたっちゃんの
名前を言っていた


「そうそう!!昔の乃ノ香の恋人
たっちゃん・・・あ」

シーン・・・

友恵なんか顔が引きつっていて
聡哉はもう呆然で
てっちゃんは私達を不思議
そうに見ている

なんてことを・・・
最悪だ

「小田野・・・
おまっ・・なんてことを」

私は泣きそうだった
なんでそうやって普通に言えるかな

「最悪だよ・・・」

友恵はよーちゃんの腕を
引っ張りどこかえ連れて行った
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