奇跡みたいな奇跡
「はっはい」

声のする方に向けると
芽流ちゃんだった

「今田 芽流中3です
よろしくおねがいします」

芽流ちゃんがおじぎをペコッ
と可愛いらしくしてくれた

「よろしくね」

でも中3でアルバイトって
してよかったっけ?

一応聞いてみることにした

「アルバイトじゃないですよ
お手伝いです」

芽流ちゃんは可愛いくにこっと
笑った

「それに私4月生まれなんで
ばれないですよ」

「へぇ~そっか」

私達は笑い合った

「っあそーだ乃ノ香さん
哲の彼女じゃないですからね」

どーいうこと?
彼女じゃないの?
あんなイチャイチャしてたのに?

「私と哲はいとこどうしなんで」

「そーなの?」

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