Brilliant Dream
数日後。琴那は帰ろうとしたとき、姫香に呼び止められた。

「こなちゃん、ちょっといいかな?この間の手紙の返事もあるし」

「あ、うん」

「芙由ちゃんも来るから、ちょっと待ってて」

「わかったよ」

数分後、芙由が来たので、3人は3番ピアノ室へ直行した。

─やっと話し合いだ。何話すんだろう…。



3番ピアノ室に着くと、2人から忠告があった。

「こなちゃんを責める形になると思うけど、2対1で話す?それとも1対1で話す?」

「1対1で」

「わかった」

「そういえば、ひなは?」

「オリエンテーションだから、話し合いには参加しないって」

「そう」

「こなちゃんはここで待ってて。うちら順番決めるから」

「うん」

姫香と芙由は、一旦3番ピアノ室を出た。

─責める…?どんな話し合いなんだろう。
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