Brilliant Dream
数分後、姫香が3番ピアノ室に入ってきた。
「落ち着いた?」
「もう、ダメだよ…」
「手紙に、『今までのこと嘘かホントか知りたい』って書いてあったけど、今までのこと嘘だったら、1年生のうちに縁切ってたと思うんだ…」
─そんなことを知りたいわけじゃない。
「それと、何で自分だけに手紙書いたの?まさか破り捨てられるとでも…」
─まずは姫香ちゃんに渡そうと思ったから。
「…」
「…」
2人の沈黙は5分ほど続いた。先に口を開いたのは姫香だった。
「ねぇ、何で墓穴を掘るの?」
「わからない…」
─そんなこと知らないよ…。
「この前の話し合いのこと忘れてない?」
「忘れてないよ…」
─忘れてるのはそっちでしょ?
「落ち着いた?」
「もう、ダメだよ…」
「手紙に、『今までのこと嘘かホントか知りたい』って書いてあったけど、今までのこと嘘だったら、1年生のうちに縁切ってたと思うんだ…」
─そんなことを知りたいわけじゃない。
「それと、何で自分だけに手紙書いたの?まさか破り捨てられるとでも…」
─まずは姫香ちゃんに渡そうと思ったから。
「…」
「…」
2人の沈黙は5分ほど続いた。先に口を開いたのは姫香だった。
「ねぇ、何で墓穴を掘るの?」
「わからない…」
─そんなこと知らないよ…。
「この前の話し合いのこと忘れてない?」
「忘れてないよ…」
─忘れてるのはそっちでしょ?