Brilliant Dream
帰り道。琴那はとぼとぼ歩いていたところを、蓮に呼び止められた。

「琴…?」

「あ…レンレン…」

「浮かない顔してるな…。どうしたんだ?」

「友達と決別しちゃって…」

「まじかよ…」

「うん…」

「今から家来るか?話聞くよ」

琴那と蓮は、蓮の家に行った。



地下鉄に乗ること約20分。蓮と琴那の家の最寄りの駅に着いた。蓮の家は、そこから3分ほどの場所にある。
蓮の家に着くと、琴那はこう言った。

「レンレンも一人暮らしなんだね」

「うん。あれ…言ってなかったっけ?」

「聞いてないよ」

蓮はそんな話をしながらカギを開けた。

「109号室がオレの家だから、上がっていいよ」

「おじゃましまーす」

琴那は蓮の家の中に入った。蓮は琴那に続いて入った。
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