Brilliant Dream
夜ごはんのチーズリゾットを食べながら、蓮と琴那はまた話をした。
数時間話をした後、2人は寝ることにした。
しかし、琴那は途中で起きてしまった。そう、こんな夢を見たからである…。

「こなちゃんってさ…よくそんな性格でボーカルやっていけたよね…」

「こなちゃんと一緒にいるの疲れた」

「え…」

「こなちゃんってあれでしょ。殴られないとダメなタイプ?」

バキッ!─

「きゃああああああ!!!」



「きゃああああああ!!!…はぁ…はぁ…」

─何だ…。夢か…。

「琴!?」

「レンレン…。起こしちゃった?ごめん…怖い夢見ちゃって…」

「大丈夫か?」

「たぶん…」

「無理するなよ?」

「うん…」

蓮は琴那をなだめた。



朝になり、琴那は帰ることにした。

「レンレン、ありがとう」

「おう。道、わかるか?」

「うん。大丈夫だよ」

「またな。何かあったらメールしろよ」

「わかった。またね!」

琴那は家路についた。
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