生徒会長様と下僕(?)の優雅な1日
そしたら、もう辛くないから


「そうか…

芽瑠は、強いな」


「強くないよ?
莎良サンの方が……」


きっと、強い


これは単なる予想でしかないけど


「俺は、弱い
いつも面倒なことから逃げてるから」


「ううんっ!
そんなことないよ!」


なんだか、急に莎良サンが小さく見えた


ギュッと、しがみついた


「芽瑠?」


「……」


ただただ、しがみついた


「…」


莎良サンが笑った気がした


そのまま、頭を撫でられたらとても気持ちよくて……
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