生徒会長様と下僕(?)の優雅な1日
「ぐっ!」


そうだ…


いくら無意識とは言え、あたしは頷いてしまった


それに、生徒会長様はそれを知らない―――


なんたる不覚…!!


うぅ~と悶絶していると


「じゃ、俺のことは何も、誰にも言うなよ?
今日はこれで勘弁してやるから、メアドよこせ」


「何故でしょーか?」


別にいらなくない?


「お前はバカだな~
なにか頼むことがあったらすぐにメールするためじゃねぇか」


あ、そーゆうことね…


「ほら、さっさとケータイ出せ」
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