涙ましゅまろ





高柳さん…。


「えっ、なにお前飯ないの?ばかじゃん笑」


「うっさい!黙れ!くそ!」


「くそじゃなくて、ばかにしようねって約束しただろばか。」


そう、たしかに約束した。

蓮に言われて約束したの。

幸せだった中学生のあたしは


「むう…ご「れーんっ!」


「あぁ、はいはい。今行く。」


女子に呼ばれて高柳さんは戻っていった。


「…ばか。」


「あっ!愛珠。」


くるりと高柳さんがふりむいた。


「あげる。ほいっ」


「痛い!」


高柳さんが投げて来たのは、私の大好きなメロンパンだった。


「ありが「蓮おかえりぃ♪」


…また邪魔された。


じろり。


目があった気がした。


やっちゃったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
< 14 / 18 >

この作品をシェア

pagetop